12月21日に生放送されるテレビ朝日系『M-1グランプリ2025』決勝戦の敗者復活戦MCに、お笑い芸人の陣内智則とともに、日向坂46の元メンバーである齊藤京子が抜擢された。
「齊藤さんは2016年に『けやき坂46』の1期生としてデビュー。グループ名が日向坂46に改名されてからも、透明感のあるキャラクターや独特なハスキーボイスで人気を獲得しました。2024年には日向坂46を卒業。グループで活動中もドラマや舞台などに出演していましたが、卒業後はより俳優業に力を入れています」(スポーツ紙記者)
グループ卒業後のインタビューでは、
「お芝居はこの世界に入ってから少しずつ学んでいて、難しいと感じることもあります。でも俳優として活躍していきたいという思いを持って卒業しましたし、頑張りたい気持ちは強く持っています」
と語っていた。俳優を志したきっかけについても、2023年に放送されたドラマで初主演を務めたときのことを振り返っている。
「これまでの芸能活動の中で、いちばんお芝居と向き合った期間でした。主演という責任も大きかったですし、作品づくりってこんなに楽しいんだと感じたんです」
アイドルを卒業し、女優に転身して1年以上が経過。映画初主演となる作品『恋愛裁判』が、2026年1月23日に公開される。映画の内容は、恋愛禁止というルールを破った、齊藤演じるアイドルグループのセンター・山岡真衣が所属事務所から訴えられ、裁判にかけられるというものだ。本作の監督である深田晃司氏は映画の公式サイトで、
「齊藤さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかった。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています」
と絶賛している。
卒業後まもない演技シーンを目撃
今から約1年前の2024年11月初旬、千葉県の幕張新都心にある大きな交差点で、こんなシーンが目撃されていた。
「京子ちゃんが映画の撮影をしていました。ロケバスから降りたあと、撮影現場がどこなのか理解していなかったのか、逆方面に歩いて行ってしまい、スタッフさんに“こっちこっち”と声をかけられていました。
不慣れな様子で撮影に挑んでいましたが、それでも涙を流すシーンもあったり、お芝居には真剣に取り組んでいて頑張っている様子が伝わってきました」
居合わせたファンは撮影の様子をそう語る。
齊藤は木村拓哉が主演する『教場』シリーズの最新作『教場Reunion(リユニオン)』と『教場 Requiem(レクイエム)』の前後編2部作にも生徒役として出演。年明けの公開が決定しており、年末から来春にかけて、目にする機会が増えそうだ。
2026年も、さらに女優としての成長を続けることだろう。















