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原作本もヒット、歌舞伎ファンが増えるなど大ブームの『国宝』(公式ホームページより)
2025年12月16日、来年3月に開催される「第98回アカデミー賞」の12部門について、候補を絞り込んだ「ショートリスト」を発表。見事、映画『国宝』が候補入りした。
6月の映画公開後、口コミをきっかけに評判が広がり、日本で社会現象を巻き起こすまでになった『国宝』。2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の興行収入を超え、22年ぶりに実写邦画の興行収入記録を塗り替えた。
映画『国宝』は2部門で候補入り
映画『国宝』に出演した森七菜
「アカデミー賞の候補作のことを『ショートリスト』と呼びますが、『国宝』は『国際長編映画賞』と『メイクアップ・ヘアスタイリング賞』の2部門で候補入りしました。各国が1作品を出品できる『国際長編映画賞』は、86作品から15作品に絞り込まれ、メイクアップ・ヘアスタイリング賞では候補10作品に残っています。
この後、アカデミー会員による投票が改めておこなわれ、来年1月に各部門のノミネート作品を発表。授賞式は3月に開催される予定です」(映画誌ライター)
日本作品として、国際長編映画賞のノミネートは2023年の『PERFECT DAYS』以来2年ぶりで、受賞すれば2022年の『ドライブ・マイ・カー』以来4年ぶりとなる。メイクアップ・ヘアスタイリング賞を受賞すれば日本作品初の快挙だ。
この報道を受け、ネット上では「老齢期に至るまで役者の存在感がすさまじかったもんね」「キャスト・スタッフ一丸となって作品に向き合った証拠」「日本の伝統文化を世界に伝える意義がある作品」
といった声が上がっている。
















