《日付設定を2030にして数分放置したら空き容量が40G分増えた》というXの投稿がストレージ不足に悩むユーザーの間で瞬く間に拡散されて大バズりし、約5000万のインプレッションがあった。
安易に試すと危険!
しかし、それを試したユーザーからは端末が起動しない=“文鎮化”したというトラブルの報告が相次ぐ事態に。なぜこのようなことが起きたのか、ITジャーナリストの三上洋さんに話を聞いた。
「日付を未来に設定することで、iPhoneのOS(オペレーティングシステム=基本ソフトウエア)が間違った情報を送り、各種アプリとの整合性がとれなくなります。インターネット上の正確な時間ともズレてしまうことから、日付を未来にするとiPhoneが動かなくなる可能性はかなり高くなり、文鎮化しないほうがおかしいぐらい。絶対にやってはダメなのが大前提です」
空き容量を増やしたい場合はどうするのが正解なのだろうか。
「SafariやGoogle Chromeなどブラウザアプリのキャッシュ(端末に一時保存されるファイル)をまずは消しましょう。『設定』アプリの『一般』からストレージを見ると、どのアプリをどれだけ使っているのかがわかります。そこから、それぞれのアプリのキャッシュを消していって、空き容量を増やすのが良いかと思います。ほかには一度アプリをアンインストールしてまた入れ直すとキャッシュがすべて消えます。ただ、パスワードやIDが消えてしまう可能性もありますので、パスワードやIDを控えておきましょう」(三上さん、以下同)
容量を増やしたいという願望を簡単に叶えられると思ったユーザーが安易に試した結果、端末の故障を招いた。SNSでの情報の選択についてコツを教えてもらった。
「今回の場合はワンタッチでできるというとても簡単なものに見えたので、飛びつく人が出てしまいました。SNSでバズっているものだからといって安易に試さない。ちゃんと専門家などのコメントを待ったほうがいいと思います。すぐにITに詳しい専門家がそれはやってはダメだよと発信していました。一つの情報に囚われずに、一度検索して確かめ、よく精査してから行動しましょう」
















