この年末年始、久々に目にした2ショットがあった。ウッチャンナンチャンである。
令和の時代がウンナンを求めるワケ
「昨年12月29日に年末特番として『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』がTBS系で放送されました。昨年2月に久々の復活を遂げた番組が再び、年の瀬のテレビを沸かせたのです。そのなかでも2008年以来、17年ぶりにチャレンジャーとして出演した内村光良さんが見事100万円を獲得したことは、大きな話題となりました」(芸能ジャーナリスト、以下同)
さらに年明けの1月2日には、あの深夜番組が復活。
「1996年から2003年まで放送されていた『ウンナンの気分は上々。』です。芸人たちがさまざまな旅を通して素顔を見せる番組で、民放のバラエティでは珍しく、ナレーションを一切使わず、出演者との距離を保った遠巻きのカメラ撮影や、画面の真ん中に入る説明テロップも特徴的でした」
この日の『上々。』では、内村、ネプチューン名倉潤、さまぁ~ず大竹一樹が23年ぶりにサーフィン旅に出かける様子も映し出されていた。
そして12日には、90年代を象徴するあの番組も蘇った。
「1995年から2000年にかけて放送され、最高世帯視聴率21.7%を記録したテレビ朝日系の『炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』が、25年ぶりに復活しました。南原清隆さんの相方はtimeleszの菊池風磨さんでしたが、賞金は100万円から1000万円とスケールアップしていました」
これらの復活は偶然のようにも思えるが、そこには令和の時代が2人を求める理由もあるという。放送作家が語る。
「炎上リスクやコンプラ意識の高まりで番組作りが萎縮しているなか、ウンナンが“安心して見られる存在”として再評価されている側面もあるのではないでしょうか。他人を傷つける笑いに走らず、それでいて、どれも番組としての完成度が高いですしね」
象徴的だったのが『気分は上々。』のエンディングだったという。
「わずか4分ほどのフリートークでしたが、ウンナンの2人が最近見た夢や大ヒット映画『国宝』について語るという、たわいもない内容でした。しかし、この“ゆるい空気”が、今のバラエティにとてもフィットしていたように見えました」(前出・放送作家、以下同)
一方、ともに時代を支えてきた“好敵手”の現在は――。
「ダウンタウンは、松本人志さんが『DOWNTOWN+』という配信を活動の軸に置き、コンビとしては事実上の休止状態です。内村さんの場合、個人でレギュラー番組の司会を4本担当していて、必ずしもコンビ活動を優先する必要はない状況ですが、ウンナンブームの再来となるのか、今後注目です」
相次ぐリバイバルは、単なる平成への懐古ではないのかもしれない。
















