1月16日、横浜市の山中竹春市長が日常的にパワハラの疑いのある発言を繰り返していたことが発覚した。
相次ぐ市長の不祥事
「横浜市役所の人事部長が顔出しで告発しました。人事部長は会見で自身に対して“できなければ切腹”、“(録音)やったらこれだからな”と銃で撃つポーズなどの暴言を受けていたと証言。暴言は人事部長だけでなく元市会議員、元副市長に対しても行われていたそうです」(政治部記者)
現役の市職員による勇気ある告発。ネット上では山中市長への批判が殺到している。
《また首長の不祥事?》
《情けない。完全に裸の王様、しかも独裁者》
《もう市長って問題がある人ばかりなイメージ》
このところ目立つのが今回の横浜市のような“市長”による不祥事だ。
群馬県前橋市・小川晶市長は部下とラブホテルで密会(同問題で辞職後、再選)、静岡県伊東市・田久保眞紀前市長は学歴詐称、沖縄県南城市・古謝景春前市長はセクハラおよび同問題を口止め。大阪府岸和田市・永野耕平前市長は官製談合に収賄で逮捕、福岡県田川市・村上卓哉市長は出張先で女性職員と不倫および人事面で優遇……。'25年は市長の不祥事が相次いで取り沙汰された年となった。
もちろん不祥事は市長に限らず、都道府県知事など他の首長の例もある。しかし、なぜここまで市長が多いのか。
「一般的に、まず市長の権限の強さ。人事権・予算編成・契約・広報などを事実上、一手に握るといえます」(地方紙記者、以下同)
しかし権限でいえば、知事も強いはず。
「都道府県議会は規模が大きく、また副知事などとの合議制が機能している。それに比べ、市は議会の人員が少なく、市長に意見できる専門性のある議員も少ないことが多い。内部監査などのチェック体制も弱く、なんなら市長と議会がズブズブというケースも少なくない」
“愛人である部下を重用”、“職員とラブホ”など、フィクションであるドラマでも「安っぽい脚本」といわれそうなことが現実で起こっている。
「県全域ではなく、市という狭い世界のため、物理的にも心理的にも距離が近い。そのうえで権限が強い、名誉もある。ゆえに公私混同も生まれやすい。市の規模にももちろんよりますが、どこまでいっても“おらがムラ”の感覚で、暴走体制ができやすい」
もちろんそういった市長がすべてではない。
「明るみに出たところはまだマシといえる面もあります。権力を振るって市長を務め、そして国政へチャレンジなどザラ。後任がその“遺産”に頭を悩ませる。前市長が“成果”のために建設し、維持費が高い施設の運営に四苦八苦。
前市長が契約した“東京のコンサル”に高額なディレクション費を払い続けなければならない……とか。息のかかった議員がいるためか、なかなかそれも変えられない」
もしかしたら、あなたの街にも未来の不祥事市長がのうのうと……。















