俳優・麿赤兒、息子は大森南朋
麿赤兒は1943年生まれの82歳、現在も俳優、舞踏家、演出家として第一線で活躍する日本演劇界の異才である。1965年、唐十郎の劇団『状況劇場』に参加し、唐が提唱する「特権的肉体論」を体現する役者として1960~70年代の演劇界に大きな変革をもたらした。
俳優としても、その独特の風貌と存在感で数々の映画やドラマに出演。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル Vol.1』、鈴木清順監督『大正浪漫三部作』、北野武監督『菊次郎の夏』など、国内外の名作に名を連ねる。長男は映画監督の大森立嗣、次男は俳優の大森南朋という芸能一家でもある。
大河ドラマへの出演は今回が6度目。過去には『太平記』(1991年)、『葵 徳川三代』(2000年)、『武蔵 MUSASHI』(2003年)、『篤姫』(2008年)、『軍師官兵衛』(2014年)に出演しており、12年ぶりの大河復帰となる。
麿は、『シネマトゥデイ』の取材で斎藤道三役について「大いに魅力的。喜んでオファーをお受けした」続けて「気合いは入っていたが、アッという間に本番の撮影は終了。どこかのシーンで何らかのかたちでまたよろしく。と、スタッフの皆さまと未練がましくお別れしたのだった」とコメント。
「麿赤兒さんの存在感は一瞬の出演でも画面を支配する圧倒的な力を持っていますね。今回の斎藤道三役は、麿さんの持つ妖気と迫力、髭や目力などの再現度はまさに適役と言えるでしょう。短い出演時間であっても、視聴者の記憶に刻まれることは間違いなさそうです」(前出・テレビ誌ライター)
わずか数秒の予告動画への出演ながら、その存在感と再現度の高さで視聴者の心を掴んだ麿赤兒の斎藤道三。肖像画から抜け出してきたかのような道三の姿が、2月1日の夜、全国の茶の間に衝撃を与える─。











