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ー 賀来が自らNetflixに持ち込み

《新しい世界を前に、ワクワクが止まりません。初心を忘れずに、勇気を持って作品に取り組んでいきたいと思っております》

 2月4日、自身のインスタグラムにこう綴った賀来賢人。日本人として初めてアメリカ大手マネジメント会社「Artists First」と契約を締結させたという。

「アメリカは日本と違い芸能事務所ではなく、エージェントをつけて仕事を探していきます。賀来さんはこれで、アメリカのメジャー作品に対して自由に出演交渉ができることになったのです」(芸能プロ関係者)

 賀来は2007年に俳優デビューを果たす。2014年にはNHK朝ドラ『花子とアン』、翌年にはNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に出演するなど、順調にキャリアを積んでいるように思えるが、苦労が絶えなかった。

「若いころはなかなかオーディションに通らず、ひどいときには自宅の水道を止められたこともあったそうで……。同年代に、佐藤健さんや松坂桃李さんなどの人気俳優がたくさんいたこともあって、焦りもあったと思います」(スポーツ紙記者、以下同)

 朝ドラなどで注目後の賀来は、2018年に『今日から俺は!!』、翌2019年に『アフロ田中』とコメディードラマに立て続けに出演。演技の幅が広がったことで、一気に若手実力派俳優と称されるようになる。しかし、彼はその地位をあっさり捨ててしまう。

映画やドラマに引っ張りだこになった反面、焦りがなくなり、現状に満足している自分に不安を感じたそうです。コロナ禍ということもあって、Netflixで海外の映画を見ることが多かったそうなんですが、そのころから海外作品に興味を持つようになっていきました」

賀来が自らNetflixに持ち込み

自身の公式インスタグラムを通じて、「ArtistsFirst」との契約締結を報告した
自身の公式インスタグラムを通じて、「ArtistsFirst」との契約締結を報告した

 当時の雑誌のインタビューで、賀来は海外と比べた日本の映像作品について、こう語っている。

「海外に進出する作品はあっても、国内のマーケットだけで十分に成立するので、海外を意識しなくてもいいという違いを改めて認識しました」

 2022年9月に所属していた事務所を辞め、水面下で“世界”進出を進めていく。

「独立と同時期に、賀来さん自ら主演兼原案という形で『忍びの家House of Ninjas』という企画をNetflixに持ち込んだんです。2024年には、同作品で監督を務めたデイヴ・ボイル氏と共に映像制作会社を設立しています。聞くところによると、世界的に有名な配信プラットフォームで制作される、海外作品のオーディションを受けていた……なんて話も。世界での活躍を見据えて、すでに多くの挑戦をしているのです」(前出・芸能プロ関係者)

 上を目指したいという賀来の姿勢は、やっぱり“アーティストファースト”なのかもしれない。