《今後、混雑する施設などのモデルケースにしてほしい》
《中の人、優秀すぎる》
《入園状況をこまかく教えてくれて助かる》
など、パンチくん人気に沸く市川市動植物園の対応が素晴らしいとSNSで話題だ。
コメントの「中の人」とは、同動植物園の責任者である、安永崇課長のこと。Xで、「おはようございます。中の人、安永です」とつぶやいたことから始まり、飼育員など動物園で働く人たちのことを指す。
市川市動植物園の“神対応”
市川市動植物園は、オランウータンのぬいぐるみが母代わりのニホンザル・パンチくんの人気の影響で、開園以来の入場者数を更新中。当然、訪れる人が増えて、認知度が高まればトラブルも多発してくる。その課題にスピーディーに対応しているのが、安永さんなのだ。
たとえば、サル山周辺が混雑して、なかなかお目当てのパンチくんが見えないという状況には、「最前列での観覧はかがむ」「10分観覧したら後列の人に譲る」などのルールを設け、スムーズな観覧ができるように対処。
それでも、ルールを守らない人も少なくなく、先日も注意した飼育員や警備員に「こっちは金を払っているんだ」など、逆ギレする人も。そんな、なかなかおさまらない混雑を緩和するため、休園日に作業して、観覧規制ゾーンを拡大。さらに、一部を「お子様専用エリア」にした。
これにはSNSでも、
《安全に楽しめる取り組みは素晴らしい》
《背の低い子どもたちにとって、この工夫はうれしい》
《神対応》
といった声が相次いだ。
また、アメリカのサンダルメーカー・クロックスが非公認でパンチくん関連グッズを販売するなど、非公式のグッズが多数販売されていることについても、「ニホンザル『パンチ』の姿を模した商品について、ライセンスその他に関する契約を締結していません」と、すぐに注意喚起を。
同様に、パンチくんへの寄付の呼び込みにも、「様々な形で呼びかけられている当園やパンチの支援活動について、当園は公認していません」と発表し、数日後に公式な支援方法を案内した「#がんばれパンチ サポーターズガイド」を公開。先手先手でトラブルやリスクの回避を行っている。
現在、動植物園は「動物たちの健康」「来園者の安全と満足」「スタッフの労働環境」を最優先に取り組むことを公表しており、そのブレない対応には、冒頭のように賞賛の声が集まっている。
『週刊女性PRIME』が動植物園を取材した際も、「パンチがサル山の一員に早くなれることが第一。いろんなケースを想定して、対処したい」と話していた安永さん。
パンチくん同様、市川市動植物園の今後も温かい目で見守っていきたい。






















