5月28日(日本時間)、MLB公式Xがナショナル・リーグの「サイ・ヤング賞」模擬投票の結果を発表した。2026年シーズンに“二刀流”本格復帰したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)は4位と、現時点できびしい位置につけている。
1位に選出されたのは、フィラデルフィア・フィリーズのクリストファー・サンチェス投手(29)で得票数は17票。2位にピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ投手で9票、3位にはミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手(24)で7票を獲得。
そして4位の大谷だが、防御率0.73、WHIP0.84と抜群の安定感を誇っているにもかかわらず3票といまいち伸ばせていない。そして5位にアトランタ・ブレーブスのベテラン右腕、クリス・セール投手(37)が選出されている。
メジャーを代表する3投手の勝利数は、1位から6勝、6勝、5勝と、4勝を挙げている大谷と大きな差がついているわけではない。むしろ防御率0点台は大谷のみと、この数字だけを見れば「サイ・ヤング賞」に最も近い存在と言える。
にもかかわらず、3票しか集めらなかった大きな理由は「投球回数」だろう。28日時点で49イニングを投げている大谷だが、他4投手と比較して一番低い数字であり、現時点での規定投球回数に達していない。このペースでは、年間通して規定に届かないと踏まれているのだろう。
中8日、9日で登板する可能性も
菅野智之投手(36)も登板する28日のコロラド・ロッキーズとの試合で、今季9度目の先発登板に臨む大谷。その試合前、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は大谷の投手起用について、
「今後は、彼に1日か2日多く回復させるかを考える時もあると思う。今は中7日で投げられているが、いずれ“8日か9日空けた方がいいかもしれない”となる時が来る可能性もある」
中4日、5日が一般的なメジャーのローテーションにおいて、故障や不調を防止するためにさらなる登板間隔を空ける“過保護”起用も示唆した。
大谷のメジャーリーグ挑戦において、大きな目標の一つだった「サイ・ヤング賞」だが、その最大の障壁となるのは味方である指揮官なのかもしれない。





















