黒の組織が絡むと興収が上がる?

 そんな中、ファンの間では「黒の組織が絡む映画は興収が上がる」と話題になっているが本当だろうか。

 2016年公開の『純黒の悪夢(ナイトメア)』は、黒の組織が全面的に登場した作品。前作『業火の向日葵(ひまわり)』の44.8億円から63.3億円へと急伸。2023年公開の『黒鉄の魚影(サブマリン)』では、灰原哀と黒の組織の禁断のストーリーが描かれ、シリーズ初の100億円超えとなる138.8億円を記録。前作『ハロウィンの花嫁』の97.8億円からまたもや伸びを見せた。

 一方、今作『ハイウェイの堕天使』は黒の組織が中心ではなく、神奈川県警・萩原千速が活躍するストーリー。それでも100億円を楽々と超えており、「黒の組織だけが強い」訳ではないことも証明された。

「コナン人気に拍車をかけているのが、多彩な企業コラボでしょう。焼肉チェーン『牛角』ではコラボメニューに加え、オリジナルグッズを展開し、TVアニメでは『名探偵プリキュア!』に江戸川コナンが登場し、両ファンの間で大きな話題になっていましたね」

 5月22日からは、TVアニメ放送30周年を記念しワークマンと初コラボを展開。「夏の難事件は、ワークマンが解決」と題し、半袖Tシャツやクールポンチョなど夏に活躍すること間違いなしのラインナップだ。

 夏休み需要次第では140億円台も視野に入る今作。一部報道では160億円超えの勢いとも予測されていたが、最終的にどこまで伸びるか注目が集まる─。