6月14日、北海道日本ハムファイターズとの試合に勝利し、7勝11敗で「セ・パ交流戦」を終えた中日ドラゴンズ。同日の取材対応で涙ながらに謝罪したのは、井上一樹監督ではなく、中日・加藤宏幸団社でもなく、朝田憲祐球団本部長だった。
この試合前までの借金は20と、東北楽天ゴールデンイーグルスの三木肇監督が休養した、借金15を大きく上回る戦績に、会見では朝田本部長からは楽天同様の発表がされると思われた。
ところが、中日の現状に声を詰まらせて謝罪した朝田本部長から語られたのは、「まだ(井上監督は)諦めていません。補強など選手がパフォーマンスを発揮できるようサポートします」と、リーグ戦再開後も井上監督を据え置く人事。まさかの続投宣言にーー、
《井上監督続投か 泣きたいのはこっちだよね…》
《本部長は泣いてる暇あったら最下位脱出のための補強しろや》
《日本代表の結果より井上監督続投の方がびっくりした》
ネット上では中日ファンによる不満が噴出し、サッカー日本代表「サムライブルー」が強豪オランダと2-2で引き分けたタイミングとあって、ワールドカップ以上の“サプライズ”と見る向きも。
評論家や解説者は「Aクラス入り」
1995年には、6月時点で借金20に達して休養に入った高木守道さんの例もあるだけに、井上監督も自ら責任を問うのが筋とも言える。しかしながら「まだ諦めてない」と前を向く指揮官に、中日フロントは何を期待しているのだろうか。
自身も「中日躍進を期待していた」というスポーツライターによると、
「リーグ開幕前、多くの野球評論家や解説者が予想したのが中日のAクラス入り。リーグ屈指の自慢の投手力に、“ホームランウィング”の新設によって増加した得点力と、オープン戦での井上監督の試合運びが期待されたのです。
ところがエース・高橋宏斗がWBC疲れもあってか不調を極め、また松山晋也や清水達也ら8回、9回の鉄壁リリーバーも怪我で離脱。開幕早々に“倒壊”を招いたことで、防御率もリーグ5位と落ち込んでしまいました」






















