頭ではわかっていても、重い腰が上がらない─。そこでおすすめなのが、ヤスキチさんが提唱する「拭く活」。

「拭く活」なら毎日15分ですっきり

 日々の掃除をもっと気軽に前向きに、という発想のもとに生まれた拭き掃除のメソッドだ。拭き掃除といえば、洗剤を使って丁寧に行う重労働というイメージもあるが「拭く活」の場合は真逆。水と布巾だけを使って、流れるように短時間でさっと拭いていくのが基本。

「きれいな状態を楽に保つためには、汚れをため込まないこと。そのためには、少しでもいいので毎日拭く習慣をつけることが重要です。

 僕は毎日15分『拭く活』をしていますが、初心者さんなら最初は『一日一拭き』と決めて、できる範囲で無理なく、気になったところだけ拭いてください

 拭きやすいように置くものを厳選し、収納小物を上手に活用して環境を整えているヤスキチさん。こうした努力も「拭く活」を習慣化するのに一役買っているようだ。

「部屋がきれいになるだけでなく、拭く行為に集中することで雑念が払われ、気持ちが穏やかになる効果もあります」

 このことから、「拭く」と心が整う「福」を掛け合わせた造語、「拭く活」が生まれた。

 夏休みは、家族や親戚、友人など来客の機会が増える時期でもある。床やテーブル、ドアノブなどを日頃から拭いて整えておけば、「明日、急に人を招くことになった」という場面でも安心だ

 部屋全体が明るく清潔な印象になり、気持ちよく客人を迎えられるだけでなく、日々の暮らしも快適に。年末は掃除に加え年始の準備など、やるべきことが集中しがち。

 だからこそ、普段から少しずつ整えておくことで負担は大きく軽減されるはず。慌ただしい時期に心に余裕が生まれ、家族との時間をゆったり楽しめるだろう。

 部屋も心も整う「拭く活」を、この機会に始めてみては?