『スポーツ推し活』の変遷
では、昔と今で何が変わったのだろうか。
「従来のスポーツファンと『推し活』ファンの境界線は曖昧ですが、2013年前後の『カープ女子』ブームなどは印象的です。近年は、球団やリーグ側も選手個人に焦点を当てたグッズやSNS映えするコンテンツを本格的に展開しているように思えます。
とはいえ、そもそもユニフォームや背番号をモチーフにした選手個人の応援グッズには日本に限らず長い歴史があるでしょう」
ブームの先にある未来について、上岡さんはこう見据えている。
「『推し活』という言葉や流行が続く限り、競技団体やチーム側もさらに魅力的なグッズ展開などに力を入れていくはず。ただ、スポーツを応援する文化そのものは昔から脈々と受け継がれてきたもの。その延長線上に、今の熱い盛り上がりがあるのだと思います」
コート上で輝く選手たちを、自分なりの方法で全力で推す。単なる一過性のブームを超え、新たなファン文化として定着した“バレー推し活”の熱狂は、まだまだ冷めそうにない。


















