夏休みはお弁当が増える時期
共働き世帯の増加などを背景に、冷凍食品は「あと一品」を補うだけでなく、お弁当作りを支える存在として定着している。特に夏休みは、学童保育や部活動などで毎日お弁当が必要になる家庭も多く、唐揚げやハンバーグ、自然解凍できるおかずなどの需要が高まる時期だ。
グルメ誌編集者は今回の反響について、こう話す。
「ニチレイは『特から(R)』をはじめ、お弁当向けの定番商品を数多く展開する、冷凍食品市場を代表するメーカーです。冷凍食品は今や“手抜き”ではなく、忙しい家庭を支える生活インフラと言っても過言ではありません。
もちろん他メーカーの商品もありますが、『子どもがこの唐揚げを気に入っている』『いつも同じ商品を買っている』という家庭もあります。そのため、供給への影響が報じられると、『いつもの商品が手に入らないかもしれない』という不安につながりやすいのでしょう。
特に夏休みは年間でもお弁当を作る機会が増える時期です。実際の供給状況は商品や地域、店舗によって異なりますが、『なぜこのタイミングで』と受け止める人が多かったのだと思います」
7月22日の同社の報告によると、今週中に全拠点が通常稼働に移行する予定だ。夏休みというタイミングで起きた今回のサイバー攻撃は、日々のお弁当作りを支える冷凍食品が、多くの家庭にとって欠かせない存在であることを改めて浮き彫りにした。


















