これだけでOK、肌のバリア機能を保つ5つのポイント

 夏は紫外線量も多く、肌への外部刺激が多い季節。シミやシワを防ぐためにも「肌のバリア機能」を維持することが大切。毎日のスキンケアや生活習慣で意識したい5つのポイントをご紹介!

(1)肌を洗いすぎない

 汗や皮脂が気になる夏は、何度も洗顔をしたり、シャワーを浴びたくなる。しかし、洗いすぎは肌を守る角質や皮脂まで取り除いてしまい、バリア機能を低下させる原因に。洗顔をするときは、ぬるま湯で優しく洗うように。

(2)肌への刺激を減らす

 ゴシゴシ洗顔や過度なパッティング、無意識に肌を触るクセもバリア機能を傷つける原因になる。角質層は非常にデリケートなため、日々の摩擦や刺激をできるだけ減らすことが、健やかな肌を保つポイント。

(3)保湿をしっかり行う

 角質層には本来20~30%程度の水分が含まれている。乾燥によって水分量が不足すると、肌は外部刺激を受けやすい状態に。季節を問わず適切な保湿を続けることで、肌本来のバリア機能をサポートできる。

(4)紫外線対策を徹底する

 紫外線は肌表面の角質層だけでなく、その下層にある真皮のコラーゲンやヒアルロン酸にもダメージを与える。その結果、シミやシワ、たるみの原因になることも。日焼け止めや日傘などを活用し、日常的な紫外線対策を習慣にしよう。

(5)生活習慣を整える

 肌の健康はスキンケアだけでなく、毎日の生活習慣とも深く関わっている。栄養バランスのよい食事や十分な睡眠は、健やかな肌づくりの基本。身体の内側から整えることが、バリア機能の維持にもつながる。

夏の肌ケア、やってしまいがちなNG行動

浴びた紫外線は“なし”にはできない!

「対策を忘れて、つい日焼けしてしまった」となる人も多いのでは。しかし、一度浴びてしまった紫外線の影響を完全になかったことにはできない。大切なのは後悔することではなく、紫外線をできるだけ浴びない工夫を徹底すること。日焼け止めや日傘の常備は必須。

日焼け止めクリームなどは無理に落とさなくてもOK!

 ウォータープルーフの日焼け止めは耐水性が高いため、落とすときに念入りに洗顔をしがち。ただ、これは角質層や皮脂まで、はがし落とすおそれがある。今の日焼け止めは、多少残っていても肌への害はないので、ゴシゴシと洗ったり、強いクレンジングを使うのは避けたい。

北條元治先生 医学博士。東海大学医学部客員教授。ペンシルベニア大学で培養皮膚を研究後、東海大学にて同研究と熱傷治療に従事。2004年、細胞の製造・保管や再生医療の技術・導入支援を行う株式会社セルバンクを設立し、「肌の再生医療」専門クリニックを創業。現在も社長業とともに再生医療の普及に取り組む。YouTuber。
北條元治先生 医学博士。東海大学医学部客員教授。ペンシルベニア大学で培養皮膚を研究後、東海大学にて同研究と熱傷治療に従事。2004年、細胞の製造・保管や再生医療の技術・導入支援を行う株式会社セルバンクを設立し、「肌の再生医療」専門クリニックを創業。現在も社長業とともに再生医療の普及に取り組む。YouTuber。
【写真】今日から見直し!「肌のバリア機能」を保つ5つのポイント
教えてくれたのは…北條元治先生 医学博士。東海大学医学部客員教授。ペンシルベニア大学で培養皮膚を研究後、東海大学にて同研究と熱傷治療に従事。2004年、細胞の製造・保管や再生医療の技術・導入支援を行う株式会社セルバンクを設立し、「肌の再生医療」専門クリニックを創業。現在も社長業とともに再生医療の普及に取り組む。YouTuber。

取材・文/池田純子