おいしいスイカの見分け方
雑学2:おいしいスイカの見分け方、叩いたときの音ではわからない?
「音でわかるのは、中の亀裂や空洞具合。素人が叩いても味までは判別できません」(ブランドスイカ専門店「あまいスイカ」代表 佐藤 洸さん)
夏の風物詩・スイカの全国的な旬は5〜8月。せっかくなら甘くて新鮮なものを選びたい。スイカの目利き、佐藤さんによると、ひと玉買うときのポイントは3つある。
「1つはツルが緑色かどうかです。スイカは追熟しないので、収穫直後がいちばんおいしい。ツルは時間がたつと茶色に変色していくので鮮度の目安にするといいですよ」
2つ目はヘタの周りが盛り上がっているか。完熟して甘い証拠だ。最後は縞模様の色がはっきりしていて、触ると境界線に凹凸を感じるか。
「緑と黒のコントラストが強いのは、生育状況がよかった証し。元気に育ったスイカは中身の充実も期待できます」
ベテラン農家になるとスイカを叩いたときの音の違いで、種の周りの空洞や亀裂の有無を確認し、どのぐらい熟しているかを判別できるが、残念ながら素人がそのワザをまねすることは難しい。
「カットスイカでは、果肉の赤と皮の白い境界線がはっきりしているものが完熟の証しです。種の周りに小さな空洞があるかもおいしさの目安。ブロックカットは容器の底に赤い汁(ドリップ)がないものを選びましょう」
最近人気の黄色いスイカや小玉スイカも見分け方は同じ。黄色は赤より糖度が高いが適度な酸味があって後味はアッサリ。小玉は甘みが強く皮が薄いため、可食部が多い分、足が早いという特徴も。昔ながらの“シャリ感”を楽しむなら大玉、と特徴が違うので持ち味を楽しんでほしい。
「保存するときは、丸ごとであれば冷暗所で約1週間もちますが、食べる30分〜1時間前に冷蔵庫に入れ、10〜15℃に冷やすと最も甘みを感じます。カットしたものはラップをして野菜室に入れ、3日以内に食べきりましょう」
食べ飽きたときは、オリーブオイルと塩をかけて前菜風にしたり、ライムやレモンを搾るのもオススメだそう。むくみ改善効果もあるスイカを食べて、今年も元気に夏を乗り切ろう!
取材・文/荒木睦美


















