ゼスプリキウイのテレビCM「うまい話」篇が、大きな反響を呼んでいる。子どもの健康を気遣いながら、自分の栄養は後回しにしてしまう母猫を主人公にした内容で、「なんだか泣けてしまう」「私のことかと思った」など共感の声が広がっている。
食べてないのはむしろ「親」
「日本の成人の3人に1人が栄養不良」という課題に対し、同社が2024年から展開する「栄養改革プロジェクト」の一環として制作された猫シリーズCMの第3弾。今回は、母猫が「離れて暮らす子どもに『ちゃんと食べてる?』ってわたし聞くけど、食べてないのはむしろ自分の方」と打ち明けるところから始まる。買い物や料理がおっくうになり、お菓子で食事を済ませてしまうこともある母猫に、キウイブラザーズが寄り添うストーリーだ。
今回のCMを企画した電通のコピーライター・CMプランナー、大野すみれ氏は、週刊女性PRIMEの取材に対し、主人公を母猫にした理由をこう語る。
「過去2年は、都会で暮らす若者を主人公に描いていました。しかし、栄養不良の可能性があるのは決して若者だけではありません。いつも気にかけてくれる親こそ、自分の栄養は後回しになりがちなのでは、と思いました。自分の身体をいたわることも大切にしてほしいという想いを込めて、母猫を主人公に選びました」
これまでのシリーズでは働き盛りの若者や、健康的な食生活を始めようとする猫を描いてきたが、第3弾では視点を親世代へ広げた。
放映後の反響については、「『ちゃんと食べてる?』と親に連絡したくなるようなCMを目指していました。親側からも子ども側からも反響をいただけてうれしいです。特に『自分を大事にしないと守れるものも守れないよね』というコメントが印象的でした」と明かした。
子どもの栄養状態が自分のことよりも気になる母。そんな日常を猫の親子に重ねて描いた今回のCM。大切な人を守るためには自分のケアも……というメッセージが多くの人の心に届いている。























