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ー 地元住民が明かす当時の状況
『イオンモール熊本』付近には大勢の報道陣の姿が 

 子どもたちが夏休みに入り、家族で買い物に出かけていた人も多かったであろう、7月28日の16時過ぎ、突如として熊本県を襲った大地震。30日、昼過ぎの時点では34人が亡くなったことが確認されており、人的被害は120人に上っているという。

地元住民が明かす当時の状況

 熊本県嘉島町に位置する商業施設『イオンモール熊本』では地震発生から約1時間が経過した17時50分ごろ、爆発が発生。2階部分は崩落し、屋根が吹き飛ぶなど、大きな被害をもたらしている。

『イオンモール熊本』から数十キロ離れた先に住む30代の男性はこの場所が思い出の地だったと振り返る。

「今回の爆発事故には本当にびっくりしまし。10数年前から、週一程度で通っていました。マクドナルドで友人とくだらない話で盛り上がっていたことは昨日のようです。青春の一部だったこの場所がなくなるのは残念ですね」

 近所に住む、60代の女性は爆発の“衝撃音”について、語ってくれた。

「家の中にいたら、“ボーン”と、かなり大きな音とともに、地響きがしました。大きな揺れはなく地震ではないとわかったので、何事かと。

 外に出てみると、イオンの上にきのこ雲のような煙が立ち昇っていて、“あっ、爆発したんだな”とその光景を見て理解しました。爆発時、娘は付近にいましたが、奇跡的に無事で…。“何が起きたのかわからなかったけど、そりゃもう、びっくりした”と言っていました」

 嘉島町に住む住民たちは、停電も断水もないと話すが、あることで生活に困っているという。

「地震から2日経ったいまでも水が濁っているんですよ。水道は泥水になっているので、飲水や料理の水はペットボトルで補うしかなく、大量に買っています。お風呂やシャワーも泥水になっていて、熊本市内の実家までわざわざ帰っています」(嘉島町に住む40代女性)

 嘉島町の隣町に住む30代の女性は“断水中”だといい、やるせない表情を浮かべる。

「飲み水などは友達からペットボトルやタンクで汲んでもらっています。お風呂やシャワーも友達のところで借りていて…。感謝しかないです。不便ですけど、もうしょうがないですよね」

 一部では、県内で9万5000戸以上の断水が確認されており、国土交通省や自衛隊が給水車を現地に派遣している状況だ。

 大地震翌日にも震度5弱を観測し、気が休まらない日々が続く熊本県。一刻も早い復興のために“何ができるのか”、国民ひとりひとりの意識で大いに変わることだろう。