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 昨年の『紅白歌合戦』白組の司会を務めた井ノ原快彦。そんな井ノ原にバトンを渡した元司会者・嵐の5人は、5年連続の大役から解放されたせいかリラックスムードだったという。

「『スター・ウォーズ』を意識した演出の場面で、大野クンと二宮クンはライトセーバーを持って2人で遊んだり。待ち時間になると、松潤以外の4人は汗をふきながら談笑したり、ふざけ合っていました。二宮クンは喫煙所にも顔を出して、記者たちの話に聞き耳を立てたりしていましたよ(笑い)」(NHK関係者)

 紅白司会というのは、やはり5人といえども緊張とプレッシャーを強いられるのだろう。そんな大役をひとりで務めた経験を持つのが、中居と井ノ原。“国民的司会者”の座は今後、2大ジャニーズ司会者の間で争われそうだ。

「現在、中居が司会を務めるレギュラー番組は5本あります。過去5回紅白司会を務め、夏冬合わせて6回オリンピックのメーンキャスターを経験。スポーツ番組やドキュメンタリー、単発SP番組も任されてきました。意外なことに、イノッチがレギュラー番組の司会をしているのは『あさイチ』を含めて2本だけ」(スポーツ紙記者)

 それでも、井ノ原は中居に対抗できるほどの存在感を示せている。それだけ『あさイチ』での司会が評価されているということだ。

「いくらレギュラーが多くても視聴率が悪ければ印象は残りませんが、イノッチはすっかり“朝の顔”と世間から認められました。毎日の出演だけに視聴者には“今日も1日が始まる”という安心感を与えるんです。視聴者からも好評ですし、NHK内でも評価が高い。30代なのに、あれだけ美しい日本語を使えるというのはスゴイと言われています」(前出・NHK関係者)