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ー 公開3週目の『ちいかわ』にスクリーンを奪われる
福原遥、高橋文哉

 2026年に公開された映画がヒットを連発している。昨年末に公開された『ズートピア2』は興収155億円を記録。名探偵コナンの劇場版最新作『ハイウェイの堕天使』は136.8億円。7月3日に公開された『トイ・ストーリー5』も100億円を突破した。

公開3週目の『ちいかわ』にスクリーンを奪われる

 7月24日に公開された『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は公開14日間で50億円。8月3日公開の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も公開3日間で15億5900万円を記録。世界興行収入は『トイ・ストーリー5』を上回るロケットスタートを切った。

 映画が豊作と言われた2025年でも、国内での興収が100億円を超えたのは『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』、『国宝』、『名探偵コナン 隻眼の残像』、『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』の4本。

 2024年は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』と『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の2本だった。

 現在公開中の『映画ちいかわ』や『スパイダーマン』も100億円を狙える勢いだが、この2本が想像以上にヒットしたことで話題の実写邦画作品が割を食う形となっている。

7月17日に公開された『キングダム 魂の決戦』は公開3日間の興収は15.8億円と好発進を決めたものの、その後に公開された『映画ちいかわ』などに客を奪われたのか思ったよりは伸びず、公開10日で44億円にとどまっているんです。大ヒットであることは間違いないものの、前作が80億円超えのメガヒットだったことを考えると少々物足りない数字ですね」(映画ライター、以下同)

 8月7日からは『ミニオンズ&モンスターズ』も公開されたことで、同じく7日公開の邦画実写の話題作はさらに割を食う結果に。

2023年に公開され興収45.4億円を記録した、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編で福原遥さん主演の『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』と高橋文哉さん主演の同名人気漫画の実写版『ブルーロック』も7日に公開されたのですが、『映画ちいかわ』より少ない上映回数になっているんです

 『映画ちいかわ』は公開3週目ながら、公開初週より上映回数を増やす結果に。

ファミリー層が増えるお盆休みに突入することに加えて、第2弾入場者特典として人気のボンボンドロップシールを8日から配布することが決まったことが大きいでしょう。特典目当てのファンだけでなく、いろいろ考えさせられるラストが口コミで話題になり、映画ファンの中にも足を運ぶ人が増えているので、初週以上の興収になりそうです

 安定した人気を誇るアニメ作品の人気シリーズに加え、今年は洋画が巻き返しているだけに邦画実写作品は厳しい戦いになりそうだ。