今年の7月に新盆を迎え、東京の傳通院で新盆供養が営まれた。
「『橋幸夫新盆供養盆踊り』が開催されました。彼は本当にお祭りが大好きだった。橋幸夫の歌がこうやって引き継がれていくことがとてもうれしいんです」
橋さんの命日、9月4日の前日の3日には、法要を行う予定だ。
「実はまだ、お骨は自宅に置いてあります。一周忌を機にお墓に納めるつもりですが、この1年はずっとそばにいてほしくて、手元に置いていたんです」
「もしも死んだら、必ずここに」
現在、真由美さんは東京に住んでいるものの、2人で住んでいた自宅は熱海にあるという。
「熱海の自宅はリフォームをしているので、あと2年ほどたったら、向こうに戻ろうと思っています。
本人がそこにいないという現実が、景色を見るたびに思い出されてつらかった。でも彼が“もしも死んだら、必ずここに連れて帰ってほしい”と言っていたんです」
8月5日に行われた「熱海海上花火大会」に合わせ、真由美さんは橋さんの遺骨とともに熱海へ帰った。
「この日はお骨を持って帰ることができました。納骨して落ち着いたら、熱海で彼を休ませてあげようと思っています」
最愛の夫を失った寂しさは、今も消えることはない。そんな真由美さんが前を向く支えとなっているのが、橋さんが遺した“二代目”の存在だ。



















