「全品10%割引」の対応に批判

 そして、コラボ終了に伴う「お詫びの気持ち」として、くら寿司が打ち出したのが、9月6日、7日の2日間限定となる「全品10%割引」。

 ところが、これが新たな火種となった。

《割引とかほんまどうでもよくて、消費者が求めてるのは横領した従業員に対して厳しい処分を下して再発防止策として公にする事》
《当たりの無いびっくらポンを回し続けた人への返金対応は?》
《ただの販売促進にしか見えなくてドン引き》

 など、SNSでは、厳しい声が相次いでいる。

「ちいかわ」コラボのお詫びとして2日間の10%引きを実施した『くら寿司』(くら寿司公式HPより)
「ちいかわ」コラボのお詫びとして2日間の10%引きを実施した『くら寿司』(くら寿司公式HPより)
【写真】「販売促進にしか見えなくてドン引き」再炎上したくら寿司の“お詫び”

「10%オフ自体は、利用者にとって損のない対応です。ただ、今回問題になっているのはコラボが早く終了したことだけではありません。

 景品を目当てに何度も『ビッくらポン!』に挑戦した人もいる中で、従業員による不正が発覚したとなれば、“自分たちが費やしたお金はどうなるのか”と疑問を持つのも無理はないでしょう」(グルメライター、以下同)

 人気キャラクターとのコラボは、ファンにとって食事だけでなく、限定グッズを手に入れることも含めた体験だ。

「だからこそ、必要なのは値引きだけではなく、どのような不正が、なぜ起きたのかをできる限り明らかにし、具体的な再発防止策を示すこと。コラボの早期終了に対するお詫びと、景品の不正行為に対する対応は、分けて考える必要があります」

 問われているのは値引き率ではなく、くら寿司が今回の騒動にどう向き合い、失われた信頼をどう取り戻していくのか。その姿勢こそが、いま消費者が求めている「お詫び」なのかもしれない。