今後のメルカリ側の措置は
またメルカリは公式Xにて、《盗品など正規ルートではない入手が確実と思われる商品の出品を利用規約・ガイドラインにより禁止》としている。配布前のグッズは、“盗品など正規ルートではない入手が確実”に限りなく近い物と思われるが、メルカリ体制をすり抜けて売買された。この点について問うと以下の回答となった。
「9月7日に当社公式Xでもお知らせしている通り、くら寿司様と連携し、不正に入手された疑いのある出品商品の削除などの対応を実施しております」(前出・メルカリ広報部、以下同)
配布前から出品され、店舗で配布されたのはわずか2日だけだったちいかわ湯呑みは、今現在でもメルカリで多数出品されている。
「当社にてこれらの商品に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を行います」
メルカリは、削除や利用制限を行った出品は購入者へ返金し、販売手数料を受け取らない。事務局の対応前に取引が完了した場合も、全額補償プログラムが利用でき、その対象取引からも手数料は取らないという。
現在、本件はくら寿司×ちいかわ自体というより、横領されたような品が売買される場をメルカリが提供していること、そうした取引を通じて手数料収益が発生すること、その道義的な部分が問題視されている。
これらについては繰り返しメルカリに問うたものの、この部分についての回答はなされず、「当社が販売手数料を受け取ることはありません」という説明が繰り返された。
フリマアプリにおいて、出品の禁止規定があることと、それが実際に“機能”していることは、別であり、それこそが重要なのだが……。


















