理想と現実のギャップを埋めていく
ライフプランニングを行うと、理想の生活に必要な金額に対して「お金が足りない」という結果になる場合が多いという。理想と現実のギャップを埋めるにはどうすればいいのか。
「3つの方法があります。1つ目は『収入を増やす』です。働き方を変えることはその選択肢の一つでしょう。例えば時給1000円のパートを6時間×週3日で働いているところを、週4~5日に増やすと年間では30万~60万円ほどプラスになります。ほかにも、副業を始めたり、退職を後ろ倒しにしたりするのも手です」
では、2つ目の方法とは?
「『支出を減らす』です。特に効果的なのは固定費の削減です。電気代とガス代を組み合わせたお得なプランにかえたり、格安スマホにかえたり、保険を見直したりする方法があります。また、流動費である食費については『まとめ買いをして、使い切る』ことを心がけてください」
3つ目の方法は「資産運用をする」だ。
「資産運用は、お金が必要になる時期に分けて考えます。例えば短期的な資産形成には現金がすぐに引き出せる預貯金、10年~20年後の中期的には一定の金利が付いて安全性が高い債券、老後資金など長期的には長期・積み立て・分散が同時に行える投資信託が向いています。
特に少額から始められる投資信託はおすすめです。投資初心者の方はNISAを活用すると安心して始められます」
老後は現在の生活と切り離されたものではないと、中村さんは声を強める。
「現在の暮らし方や働き方の積み重ねが、そのまま自分の未来を形づくります。老後も今の延長線上にあることを意識してほしいと思います」



















