9月24日、横浜DeNAベイスターズ・藤浪晋太郎投手が来季の戦力構想外にあることを『日刊スポーツ』が報じた。阪神タイガースからメジャーリーグに移籍後、2025年6月に日本球界復帰を果たした藤浪だが、わずか1年半で現役続行の危機を迎えている。
名門・大阪桐蔭高校の絶対的エースして、2012年には甲子園で春夏連覇の偉業を達成。ドラフト1位で阪神タイガースに入団するとルーキーイヤーに10勝、3年目までに通算35勝を挙げるなど、同学年のライバル・大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)よりも先に、プロ野球選手としての階段を昇っていた。
ところが自己最多の14勝を挙げた2015年、一方でセ・リーグ最多の与四死球93と歯車が狂い始めた藤浪。以後は2016年からの7年間で22勝、反比例するように与四球・死球率は上がり続け、いつしか「藤浪=制球難」のレッテルが貼られるように。
2023年にはポスティングシステムを利用して、プロ野球から逃げるようにオークランド・アスレチックスに移籍するも、MLBコーチやスタッフの指導でも克服できず。シアトル・マリナーズ傘下の3Aで燻っていたところ、DeNAが獲得に動いたのだった。
制球難の改善に自信満々だったDeNA
【うちが持っている武器を徹底的に使うことです。球速に関しては現状でまったく問題はないのですが、コマンド(制球力)については、うちのAIやメカニクスのデータ班を生かせると思っています。】
獲得当時に『Number Web』のインタビューに答えていたDeNA・萩原龍大統括本部長。つまり球団自慢の「AI解析班」を持ってすれば、藤浪の制球難を改善できると踏んでいたのだ。しかしながら結果は知っての通り、2026年シーズンも2軍戦ではまずまずの投球を見せるも、1軍では四死球をきっかけに崩れる不安定な投球に終始。
今季年俸8000万円に見合う投球とはいえず、ついにはDeNAからも匙を投げられてしまったわけだ。藤浪自身は来シーズンも現役続行を望んでいるとのことだがーー。
























