加賀まりこ×松たか子パートに反響

 第1話は、加賀まりこが演じる85歳になった珠の姿から幕を開けた。その珠を、松たか子演じる秘書・藤川優子が支えるという昭和57年パートの豪華な組み合わせに《宇野千代さん本物かと見紛うばかり!》《石橋静河さんパートよりも、加賀まりこさん✕松たか子さんパートが楽しみ》と反響が集まった。

 作品タイトルを印象づける「花」「開花」など細やかな演出も随所に盛り込まれ、制作陣の丁寧な絵作りを評価する声も各方面から上がっている。

 この作品への期待をさらに高めているのが、晩年の珠を演じる加賀まりこの姿勢だろう。

「9月初旬の第1週試写会見で加賀さんは『中途半端なきれい事にしないことだけを心から祈っています』と製作陣へ向けてメッセージを送っています。モデルとされている宇野千代といえば波乱万丈の人物として知られるだけに、作品を骨太なものにしようとするベテランの姿勢がうかがえますね」(前出・芸能誌記者)

 現代人にとっては違和感を覚えたヒロインの髪型も、演出と展開の力でまるごと吹っ飛ばしてくれるに違いない─。