松岡昌宏にも通じる「仲間だからこその厳しさ」

 菊池の言葉から思い出されるのが、2018年、山口達也の不祥事をめぐって会見した際の松岡昌宏の発言だ。

 当時、山口が「TOKIOに帰りたい」という趣旨の発言をしたことについて、松岡は「TOKIOに帰る場所がある」「その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは一日も早くなくしたほうがいいと思います」と涙ながらに語っていた。

「松岡さんと菊池さんでは状況も時代も違います。ただ、仲間だからといって何でも許すのではなく、むしろ仲間だからこそ厳しい言葉を口にするところには重なる部分があるのでは。

 今回の菊池さんも、猪俣さんを突き放すこと以上に、残された7人がどういうアイドルであり続けるのかを意識しているように見えました」(前出、芸能担当記者)

 事務所は猪俣の契約解除を決定し、timeleszは今後7人で活動を継続する予定だ。

「怒りや憤り」を隠さなかった菊池。その言葉の先にあったのは、メンバーを守ることだけではなく、自らが語った「人の背中を押せるアイドル」であり続けるための、厳しい線引きだったのかもしれない。