平成グラドルが写真集を出すメリット

『雛形あきこ写真集三原色』定価:4400円(税込み)発売日:10月16日 発売:主婦と生活社 撮影/三瓶康友
【写真】雛形あきこ48歳、艶かしい水着姿

 一方で、平成の時代からグラビアを見てきたファンたちは、平成グラドルと一緒に年齢を重ねている。

「この世代は現在40〜50代になり、若いころに比べて経済的な余裕もあります。平成当時、中学生や高校生で写真集にはなかなか手が出なかった人が、今なら3000円、4000円の写真集も購入できる。これは出版社にとって無視できない購買層です。

 また、社会の価値観の変化で、年齢を重ねた男性にとって10代や20代前半のグラドルを応援する心理的抵抗は増えており、逆に自分と同世代、あるいは自分に近い世代の女性を応援するほうが心理的な抵抗が少ないという面もある。

 昔好きだった人をもう一度応援するというのは、グラビアに限らず非常に強い消費動機になります」

 知名度のある平成グラドルが令和の今、写真集を出すメリットも。

「『○年ぶりの写真集』『○歳で再び水着』などニュースにもなりやすい。かつてのファンだけでなく『今はどんな姿になっているのだろう』という興味から手に取る人も出てきます。

 当時の知名度やファンの多さ、現在の話題性などによって売り上げは大きく変わります。ただ、新人のグラドルを一から売り出す場合と比べれば、すでに知名度があり、昔からのファンもいるため一定の需要を計算しやすい。このビジネス上のメリットが、平成グラドルの写真集が相次いでいる理由の一つだと考えられます」

 懐かしのあの人の写真集が復活すれば、ファンも出版社もWin―Win!?