名義被りを認識した上で命名
そんな中、10月5日にはクリプトン・フューチャー・メディアが、初音ミクの公式Xで《「KAITO」という名称やハッシュタグについて、皆さまからさまざまなお声をいただいております》と声明を発表。
《同じ名称が使用されることによるハッシュタグ等の重複を完全に防ぐことは仕組み上困難であり、今後も検索やSNS上で双方の情報が混在する場面が生じるかと存じます》と問題を認識しつつ、《それぞれの「KAITO」を応援する皆さまがお互いの存在や活動を尊重しながら、気持ちよくコンテンツをお楽しみいただけることを願っております》と、双方のファンに呼びかけている。
公式からの見解が示された“KAITO問題”だが、ボーカロイドファンの怒りは高橋のソロ名義の命名経緯にも関わっているという。
「高橋さん側が、ボーカロイドのKAITOの存在を知らずに名義被りが起こったのだとしたら、ファンも“もらい事故”のような気持ちでおさまってたかもしれません。ただ、高橋さん本人がソロ活動を発表した際のインスタグラム配信で、命名に迷った際のエピソードとして、“ボーカロイドでKAITOさんっていう方もいて、そのKAITOさんはもうレジェンドだよね。ずっと長らくやられていて”と発言しており、存在を認識していたことは明確に判明しています。このことに対しても、“知った上で名前被せてくるとかタチ悪すぎ”などの意見が寄せられています」(前出・音楽誌ライター)
なお、『クリプトン・フューチャー・メディア』は声明文の終わりに《皆さまとともに歩んできた「KAITO」の文化を大切にしながら、互いを認め合える、優しいコミュニティであり続けられるよう見守っていただけますと幸いです》とも記している。
活動名義を巡って、思わぬ形での船出となった高橋のソロ活動。双方のファンが納得する未来は――。


















