ブランドの公式発表では、松本を《トレンチアンバサダーとして2026年12月31日までの起用を予定している》として、松本がキャリアを積み重ねながら新たな表現に挑戦し続ける姿勢を、起用理由のひとつに挙げている。

19万8000円、30着限定コートの特別感

 そんな中、ファンの視線を集めているのが、冒頭のレディースコート「<175TH LIMITED>QUEENSWAY TRENCH COAT」だ。

 松本が着用したコートと同じ生地を使用し、175周年を記念したパープルカラーのライナーを採用。伝統的なトレンチコートのデザインに、周年限定ならではの特別感を加えた一着となっている。

 受注期間は10月31日までだが、上限に達した時点で受付は終了。公式オンラインストアではすでに完売表示となり、SNSでは《気づくのが遅すぎたんでしょうけど30着限定、19万8000円のレディスモデルはもちろんSOLDOUTでしたね……》と、悔しさをにじませる投稿もあった。

 松本の起用だけが完売の理由と断定することはできないが、限定30着という希少性に加え、松本が着用したコートと同じ生地を使った商品であることも、ファンの関心を集めた要素のひとつといえそうだ。

「欧米の映画みたい」英国ブランドのトレンチコートアンバサダーに就任した松本潤(ブランド公式HPより)
「欧米の映画みたい」英国ブランドのトレンチコートアンバサダーに就任した松本潤(ブランド公式HPより)
【写真】「松潤効果?」発表から即日で全サイズ完売した約20万円のトレンチコート

「好きな人が身に着けているものを知り、同じブランドに興味を持つのは自然なことです。ファンにとっては、単に服を買うだけでなく、応援している人が魅力を伝えているブランドの世界観に触れられることにも意味があるのでしょう。

 もちろん、価格やデザイン、品質に納得できることが前提ですが、限定品であれば、今しか手に入らないという特別感も加わります」(前出・ファッション誌編集者)

 アイドルとして長年第一線を走り、俳優としても活躍を続ける松本。今回のアンバサダー就任は、ファンにとってはもちろん、老舗ブランドにとっても、その存在感を新たな層へ届ける機会になったのかもしれない。