愛子さまは「金箔、銀箔がとても印象的ですね」と口にされた
「約400年前、桃山時代から江戸初期に描かれた3つの襖絵は、もともと“秋冬花鳥図襖”“春景花鳥図襖”が春夏秋冬を表して一枚につながっており、”秋冬花鳥図襖”の裏面には“琴棋書画仙人図襖”が描かれていたといいます。奈良県の談山神社に収蔵されていましたが、明治時代の廃仏毀釈により流出し、それぞれが英国・アメリカのシアトル・青森の地に買い下ろされて離れ離れになり、今回は四散して以来はじめて一堂に会す形となりました。また、当時の廃仏毀釈により多くの美術品などが流出したことを背景に、宮内省では帝室博物館(現在の国立博物館)を中心に文化財の調査や保護が進められ、優秀な作家を支援する『帝室技芸員』制度が創設されるなど、この時代の美術品は皇室とも深いかかわりがあります」(美術館関係者)
そんな歴史ある展示品をご一家は熱心に鑑賞され、なかでも愛子さまは興味津々だったという。
「陛下は“素晴らしい”と感想を述べられ、雅子さまも“たしかに(絵の)季節が左から(つながっていますね)”と興味深く鑑賞されていました。愛子さまは“金箔、銀箔がとても印象的ですね”と口にされるなど、メガネをかけて作品をじっくりと眺められていたといいます。今回の展覧会を鑑賞されるのは、もともと陛下のみの予定でしたので、雅子さまも愛子さまも非常に深い関心がおありだったことがうかがえます。彬子さまの研究対象や、皇室ともゆかりの深い展示品をご覧になり、充実の時間を過ごされたのではないでしょうか」(前出、皇室担当記者)
襖絵は描かれた桃山時代から約400年、一堂に会すのは明治時代から150年。令和の10月、天皇ご一家は秋らしいベージュの装いでそろってお出ましになり、その歴史を一身に受け止めていた。


















