「死球」の多さが話題を呼んだ今季

 守備の面では阪神の佐藤輝明がエラー20個、パ・リーグは日本ハムの清宮幸太郎が15個で「失策王」に。

「守備範囲の広さゆえにエラーが増えるケースもあり、一概に失策数=守備が下手とは言えません。とはいえ、佐藤は昨季6個から大幅増。2024年に23個、その前も20個を記録しており、完全に元に戻ってしまいました。巨人の泉口友汰も12個で3位に入っているのですが、記録にならなかった見えないエラーも多かった印象。送球面に課題を残しました」(スポーツ紙デスク)

 走塁では巨人の浦田俊輔が12回刺されて、パ・リーグは楽天の辰己涼介の10回と共に「盗塁死王」となった。もっとも、浦田は成功率.750を維持しており、果敢にチャレンジした名誉ある数字とも言える。2024年から2025年にかけて24連続盗塁成功を誇った辰己だが、今季は陰りが見える結果となった。

ファンからは「かわいい」とも評判の巨人・浦田俊輔(公式インスタグラムより)
ファンからは「かわいい」とも評判の巨人・浦田俊輔(公式インスタグラムより)
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 投手部門に目を向けると、「最多敗戦投手」はヤクルト・吉村貢司郎と中日・金丸夢斗が12敗で同率1位。パ・リーグはオリックスの九里亜蓮が12敗を喫した。工藤公康新監督を迎える中日だが、金丸の負け数が減るかがカギとなってきそうだ。

「暴投王」はセ・リーグが広島の森浦大輔、森翔平、中日の高橋宏斗が6個で並び、パ・リーグはソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニア、ロッテのクライド・ジャクソンが7個で分け合った。歴代ワースト記録である2007年のソフトバンク・新垣渚氏の25個を抜く投手は現れるだろうか。

「今季は『死球』の多さが話題を呼びましたが、セ・リーグがヤクルトの山野太一が10個、パ・リーグはソフトバンクの松本晴、オリックスの九里亜蓮、ロッテのジャクソンが11個で『与死球王』となっています。特筆すべきはセ・リーグ2位の巨人・戸郷翔征。80イニングしか投げていないのに9個は多すぎです」(スポーツライター)

 裏タイトルホルダーたちが、来季この屈辱を晴らすことができるか注目したい。