長野から東京まで3時間、女優を目指した下積み時代
2003年生まれ、長野県松本市出身の花岡。中学卒業までは、東京まで約3時間かけてバスで通い、ワークショップやオーディションに参加していた。高校進学を機に上京し、寮生活も経験している。まさに幼いころから女優になる夢を追い、チャンスをつかむために行動してきた努力家だ。
上京について、花岡は「悩んで決めたというよりも、軽い気持ちだったと思います。少しでもチャンスがあるなら来た方がいいと思って」と振り返っている。姉の大学進学や親の仕事のタイミングも重なり、家族も一緒に生活の拠点を移して、彼女の挑戦を支えてきたという。
今回の役作りにおいても、努力を重ねていたという。
「撮影前はパソコンにほとんど触れたことがなかったそうです。手元の操作とセリフを連動させる練習を行い、セリフの後に映像が切り替わるタイミングに合わせてEnterキーを押すところまで細かく確認していたといいます」(芸能ライター)
こうした準備をしていた一方、完成した映像では冒頭のような操作の不自然さを指摘する視聴者も現れた。画面に映る短い動作であっても、役柄の説得力を左右することがうかがえる。
「天才ハッカーという設定だけに、視聴者もパソコンを操作する手元にリアリティーを求めるのでしょう。しかも、前作で飯沼さんが演じた印象が強く残っている役ですから、花岡さんの演技を比較しながら見ている人もいるはずです。
ただ、慣れない操作を一から練習して役に臨んだことも事実。こうした細かな所作への指摘も、作品やキャラクターへの関心の表れといえるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
飯沼から引き継いだブルーウォーカー役は、彼女にとって新たな代表作につながる大きなチャンスでもある。タイピングをめぐる指摘が集まる中、今後の放送で演技にどのような変化を見せ、花岡ならではの太田梨歩を作り上げていくのか。その成長にも注目したい。


















