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2024年3月26日、伊勢神宮を参拝された愛子さま
10月24日、改正皇室典範が施行される。現行の典範が昭和22年に施行されて以降、抜本的な制度改定が行われるのは史上初となる。新たな枠組みでは、(1)女性皇族が婚姻後も皇室に残ること、(2)旧宮家の男系男子の養子に迎えること、が盛り込まれた。
養子に男児が生まれた場合、継承資格を付与することが盛り込まれた
喫緊の課題であった皇族数の維持を目的とした今回の法改正でしたが、立法プロセスや制度設計には少なくない瑕疵が指摘されている。皇室ジャーナリストは次のように指摘する。
「最大の論点は、事前の有識者会議や各党協議で十分な議論が尽くされていなかった『迎え入れた養子に男児が生まれた場合、継承資格を付与する』という部分が盛り込まれた点です。立法府全体の一致点とは言い難く、拙速な判断に対する反発は根強い。また、女性皇族が皇室に残る一方、その夫や子どもには皇族の身分を与えないとされたことで、同一世帯内で身分が分断されるという不合理な家族関係が生じることになります」
男系男子継承の維持を最優先とした結果、随所に軋みが生じている今回の法制度。2021年の政府有識者会議でヒアリングに応じた東京大学の本郷恵子名誉教授に、制度のはらむリスクについて見解を尋ねた。
























