政界の重鎮・小沢一郎氏も批判

 こうした麻生氏の高市政権の評価と真っ向から対立する評価を示したのが、政界の重鎮・小沢一郎氏だ。

 小沢氏は自身のXで「明るくなったのは自民党の利権関係者だけ。物価高も人口減少も加速し、金利上昇は多くの人々に不安を与えている。どんどん暗くなっている。現実から目を逸らさず、自分達が作り出した惨状を直視すべき」と強く批判。

 小沢氏はかねてより「とんでもない大臣や、それを何とも思わない総理を国民が放置すれば、とんでもない悪政が、とんでもなく悲惨な結末を招く」「高市総理がこの一年でやったことといえば、国旗損壊罪くらい」などと高市政権を批判している。

 野党に対しても「泥船が沈む寸前」と表現し、来春の統一地方選を見据えて新党を結成する可能性を述べていた。

「政権中枢の政治家が節目に“明るくなった”と総括するのは、支持層へのメッセージとしては自然な行為ですが国民との実感と乖離して反発を招きました。しかし、一部では《石破からは見違えるほど明るくなったのは確か》《岸田・石破に比べてたら、間違いなく明るくなったとおもう》と前政権と比較して良くなったという意見も少なくありません」(前出・政治部記者)

 発足2年目に入った高市政権が、物価高に苦しむ国民にも届く“明るさ”を数字と実感の両面で示せるだろうかーー。