もはや定番の100円コーヒーに続き、昨年秋からセブン-イレブンがドーナツの販売を開始。ローソン、ファミリーマートも参入し、大手3社のドーナツ戦争勃発!? すべてのパンをこよなく愛し食べ歩く池田浩明さんがジャッジ(評価軸は5項目に分かれており、それぞれ最大値は4点)!
セブン-イレブン：コーヒーと合う
チョコオールドファッション(100円)。食感:4点、甘さ:2点、油切れ:4点、バランス:4点、見た目:1点
「カリカリした食感で、小麦の風味がいちばんダイレクトに伝わってきますね。かかっているチョコレートはミルキーな感じだけど、後からカカオのビターな味が広がります。生地との相性がいいなぁ……。コーヒーと合わせたいドーナツですね」
ローソン：ミスドに一番近い
オールドファッションドーナツチョコ(100円)。食感:3点、甘さ:3点、油切れ:3点、バランス:4点、見た目:3点
「しっとりとしていて、パサつきはほとんどありません。食べると、生地が口の中でジュワッと溶ける感じがしますね。玉子っぽさも残っていて、さわやかな甘さがあります。言ってしまえば、いちばん『ミスタードーナツ』のようなドーナツです（笑い）」
ファミリーマート：重くて、しっかり
オールドファッションドーナツ(100円)。食感:4点、甘さ:4点、油切れ:2点、バランス:1点、見た目:4点
「重くて、しっかり。重量感はありますが、食感は軟らかくてパウンドケーキっぽいです。量は十分すぎるくらいなので腹持ちがいいと思いますが、甘すぎないのでちょうどいいと思います。有名なケーキ屋さんにある焼きドーナツの感じに似ています」
パンラボ・池田浩明さん ●ライター。東京近郊のパン屋さんを食べ歩き、パンラボブログを更新中。5月29日にムック『パンラボ特別編集「パンの雑誌」』（ガイドワークス刊）が発売に
