「合コンに何回行ってもいい男が現れない! という婚活女子は、出会い方が間違っている可能性があります」。そう警告するのは、男の本音を読む婚活術“ちんころじ~”を提唱している、ライターの仁科友里さん。

「婚活で重要なのは、相手探しの場所を見極めること。それを知るためには、自分の市場価値を理解する必要があります。ここを押さえておかないと、合コンに100回行っても結婚相手は見つかりませんよ」

■同期女性と比べて自分の“外見レベル”をチェック

 市場価値を判断するためのヒントになるのが、職場の女性同期なのだそう。

「同じ選考をくぐり抜け、同じ仕事をして、同じ給与体系。違うのは外見だけです。その扱われ方の違いが、判断基準になるといっていいでしょう」

 名付けて、“相対的外見レベル5段階理論”。

 方法は簡単。社内の男性からの扱われ方で、同期女性の外見レベルを5段階に分けます。自分のレベルをチェックしたら、最適な“出会いの場所”はどこか把握しましょう。

【レベル5】いちばんちやほやされる。用もないのに、男が寄ってくる。合コンや婚活パーティなどの、瞬発力勝負の出会いに強い。

【レベル4】レベル5が、「営業男子に誘われたんだけど、一緒に飲みに行かない?」などと最初に誘う子。社内一番人気の男性や、瞬発力勝負の出会いにも強い。

【レベル3】レベル5、4、2、1以外。社内の同じ部署など、近場の出会いが向いている。

【レベル2】地味だが、自虐系やアネゴなど、キャラを立てて目立とうとする子。趣味の集いや、学生時代の知り合いなど、一対一で関係を育む長距離勝負の出会いが向いている。

【レベル1】男性から敬語で話しかけられるか、話しかけられない。レベル2と同様、一対一の長距離勝負の出会いが向いている。

 つまり、合コンや婚活パーティが向く人もいれば、社内や趣味のつながりのように時間をかけた出会いが向く人もいるということ。まずはそこを見極めましょう。

 外見のレベル分けを躊躇する女子がいるかもしれませんが、仁科さんは言います。

「レベル分けは、自分が勝てるフィールドを知るため。婚活で避けたいのは、ムダに戦って自信をなくすことです。効率よく動いて、最大限の成果を得ることを心がけましょう!」

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 目からウロコの婚活テクニックをまとめた、仁科さんの著書『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)が7月31日発売に。

(イラスト/菜々子)

<プロフィール>

仁科友里(にしな・ゆり)

1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊女性』『週刊ポスト』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿中。自身のブログ、Twitterで、男性の本音を読む行動学“ちんころじ~”を提唱し、恋愛・婚活に悩む女性たちの相談に答えている。

ブログ「もさ子の女たるもの」

http://ameblo.jp/nishinay-127/

Twitterアカウント @_nishinayuri