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 女の一大事の筆頭に挙げられるのが、今も昔も夫の浮気。『週刊女性』が実施した『人生を変えた女の一大事』に関するアンケートでも、夫の浮気をキッカケに離婚した女性は少なくなかった。

「女の勘はほとんど当たります。“もしや”と思ったら、夫は浮気しているものと考えて行動を!」

 と話すのは、心理カウンセラーの資格を持つ優良な探偵社のみを紹介するコンシェルジュサービス『探偵さがしのタントくん』の金子亜希子さん。

「ただし、夫を問い詰めたり、知人の浮気話で探りを入れたりするのはNG。“疑われている”と警戒した夫が証拠を全部、消してしまいます」

 大事なのは、いつもどおりに振る舞いながら浮気の証拠を押さえること。

「たとえ今すぐ離婚するという意思がなくても、証拠があれば、いざという時、有利に交渉が進められます。特に、浮気相手が若いと法的手段に弱く、証拠を突きつければ身を引くことが多いです」

 ちなみに、集めておくべき証拠はどんなものがいいのだろうか。

「ズバリ、不貞行為(性交渉)が複数回あったことがわかるもの。ラブホテルに出入りする様子の写真があればベストです」(金子さん)

 離婚訴訟を多く手がける『弁護士法人・響』徳原聖雨弁護士によれば、

「宿泊をうかがわせる写真、LINEでの“愛している”などといったやりとりも証拠のひとつになります」

 ただ、ホテルの出入りの写真を撮るのは難しそう。最近は、言い逃れのためかビジネスホテルを利用する不倫カップルも多いようだ。

「確実に写真を撮るには、場所によっては複数人が長時間にわたって張り込みすることが必要。探偵に依頼した場合、1回の調査につき8万~50万円ほどが相場でしょう」(金子さん)