『いいとも!』で長年お昼の顔を務めていたタモリ。芸能界デビュー前から多くの人に愛されていたようで、大学中退後に地元・博多に帰っていたが、ジャズピアニストの山下洋輔が彼の芸を見て感動し、東京に呼び寄せたという。

「東京で著名人を前に芸を披露したところ、そこにいた赤塚不二夫先生が“こいつを博多に帰してはならない”と思い、自宅に居候させることにしたんだそうです」(番組制作会社関係者)

 居候というと普通は肩身が狭いものだが、タモリはやりたい放題。

「赤塚宅にタモリさんが住み、先生は事務所でロッカーを横にしてそれをベッドがわりに寝るというあべこべな生活。タモリさんは先生の家のビールを飲み、先生のベンツを乗り回していたそうです。たまに先生が帰ると、先生の服を着たタモリさんが出てきたんだとか(笑い)」(前出・番組制作会社関係者)

 タモリは居候中に博多にいた妻も呼び寄せて同居を開始したという。