「離婚を決意させていただきました。やっぱり娘もいることなので、しっかりと時間をかけて考えた末の結果です」

 1月17日、出演した大阪での生番組終了後、テレビ局の前で報道陣に心境を明かした三船美佳。16年間連れ添った夫の高橋ジョージに三下り半を突きつけたことを自らの口で明らかにした。

 ’13 年12月末より三船が10歳の娘を連れ、大阪へ引っ越す形で別居。そこに、母である元女優の喜多川美佳も同居し、3人で生活している。三船が申し立てた離婚調停での話し合いは決裂。今月になり彼女が提訴したことから、争いの舞台は東京家庭裁判所に移ることになったのだ。

 三船と高橋が住んでいた都内にある自宅の近隣住民は、今回の離婚報道に驚きを隠せない。

「最後に美佳さんにお会いしたのは、昨年の夏くらいかしら。だから1年も前から別居していたなんて気づかなかった。娘さんと2人でしたけど、明るく挨拶してくださり、とても離婚調停しているような雰囲気はなかったわ。自宅から夫婦ゲンカの声とか聞いたこともなかったのに……」

 別のご近所さんはちょうど1年ほど前、三船が家から飛び出る直前に会話をしたという。

「三船さんが“最近は大阪の仕事が忙しいので、向こうにマンションを買って住むことになりました”っておっしゃられたんですよ。まさか、離婚前提なんて思わなかったから、“忙しいことはいいことじゃない”なんて言っちゃいましたよ。でも、そのときは、“また戻ってきます”なんて、笑顔でおっしゃっていたんですけどね」(別の近隣住民)

 ご近所だけでない。なにより離婚裁判にいちばん驚いているのが、高橋本人だという。

「今までに美佳ちゃんがジョージさんに怒って子どもを連れて家を出ちゃったことが2、3回あったそうなんです。でも、数週間で戻ってきたので、今回も、少ししたらまた戻ってくると思っていたそうなんです。それが、いきなり大阪に行ってしまい、しかも離婚調停、そして裁判でしょ。ジョージさんとしてはいまだに何がどうなっているのか、整理できていないようですよ」(高橋の友人)

 離婚騒動が報じられた日、妻子が出ていった高橋の自宅は、窓のシャッターは下ろされ静まりかえっていた。玄関先には開封されていない子ども用のベッドが、無造作に立てかけられたままだった。