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 7月1日に60回目の誕生日を迎えた明石家さんま。当日には4時間半の特別番組『さんまでっか!? TV』(フジテレビ系)が放送され、ゆかりのある芸能人たちも多数お祝いに駆けつけた。

 還暦にして、さんま健在を見せつけたが、これを機に彼が表舞台から去ろうとしているのではないか、と心配する声もある。それは、6月22日に収録された『痛快! 明石家電視台』(毎日放送)での発言。

「“生誕60年SP”と銘打って、旧知の芸人仲間が集まりました。同窓会トークが盛り上がる中、オール巨人さんから“(大阪に)帰ってこうへんか?”と言われると、“帰る。帰ります。こんな楽しい会話、もっとしたいもん”と答えたそう。さんまさんが唯一、関西で公開収録している番組ですから、つい気を許してホンネが出てしまったんじゃないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 トークの中とはいえ、大阪に帰ることを明言したのだ。

「さんまさんは常々“60歳になったら芸能界を引退する”と話していました。半分冗談だったのかもしれませんが、半分は本気だったと思います。長年続けてきた『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)が終了したことで“オレの仕事は終わった”と感じたこともあるんでしょう。でも、東京で一緒に仕事をする周囲の芸人仲間から慰留されたとか。それでも、さんまさんの中にはポッカリ穴があいてしまったのかも。それと、やっぱりたかじんさんの存在が大きかった」(テレビ局関係者)

 “還暦引退”はなくなったものの、活動の場を移そうとしているという声もある。

「もしかしたら大阪での“隠居”を決めたのかもしれないですね。しゃべりは衰えていませんし“関西のドン”と言われたたかじんさんのポストは空いたままですから、そのポジションにおさまることもできる。島田紳助さんも戻ってきませんし、還暦を機に大阪で盤石の態勢を築こうとしているのかも。“たかじんさんと一緒に”という思いも後押ししているでしょう」(前出・テレビ局関係者)

 今年はちょうど誕生日に生放送の特番もあったしさぞかし盛大な宴をやったのかと思いきや、

「翌日も朝から仕事があるということで、特に表立ったパーティーはなし。放送が終わるとすぐに帰ったみたいですよ。なんだか意外ですよね」(制作会社関係者)