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 ビッグダディこと林下清志氏の次男で、現在は盛岡で料理人を目指しながら居酒屋でアルバイト生活をしている熱志が、7月24日に自伝本『ハダシの熱志』(ぴあ)を発売する。

「自分の本が並んでいるところを見てみたいという気持ちはありますが、表紙で上半身をはだけてしまっているので、発売したら書店に通えないと思っています(笑い)」(熱志)

 ‘06 年~’13 年までテレビ朝日系で放送された『痛快!ビッグダディ』の放送前や放送後の林下家のこと、放送時の裏話、さらには自分の就職や恋愛のことが赤裸々に綴られている。

 しかし10人いるビッグダディの子どもたちの中から、次男の熱志が本を出すことになったのか?

「彼は林下家の家計管理を任されていたり、下の弟や妹の送り迎えを率先してやるなど、とても献身的で視聴者からの好感度も高かったからです。さらに、次男ということもあり、家族をいちばん客観的に見ていたということも熱志さんを選ばせていただいた理由です」(ぴあ広報部)

 しかも、打ち合わせで盛岡から東京に来る熱志は必ずお土産を持参していたという。つまり、気遣いもできるシッカリ者だから白羽の矢が立ったのだ。そしてこの本、注目すべきは帯に書かれた衝撃的なキャッチコピー。

《林下家の子供たちはみんな美奈子が嫌いだった!!》

 ビッグダディの元妻でタレントの美奈子が家族から嫌われていたとは、いったいどういうこと?

「確かにあのふたりは気が強かったので、しょっちゅうケンカばかりだったけど、言いたいことを全部言い合うことで最終的にはうまくいっていました。きょうだいもたくさんいたし、かなりにぎやかな家族だったとは思います」(熱志)

 林下家にとって美奈子との2年間の生活は、そこまで悪くなかったように思えるが、とある美奈子の発言が熱志の逆鱗に触れたという。

「美奈子さんが清志さんと離婚してからテレビに出始めたとき“私にはもう林下家は必要ない”と言ったそうです。長女の愛美と長男の新志も“なんでそんなこと言うの?”と言っていました。きょうだいみんな面白く思っていませんよ。僕らはずっと林下の名前でやってきて、思い入れもあるのに……」(熱志)

 今年5月に元プロレスラーの一般男性と再婚した美奈子だが、ダディと美奈子は何度も結婚と離婚を繰り返しており、彼らにとっての“結婚”は普通の人とはちょっと違う感覚のようだ。

 そういう意味で、ビッグダディと美奈子の“復縁”なんて可能性もあるのだろうか?

「再婚もなくはないと思いますよ。2~3年後にまた夫婦ということにもなりかねないふたりかなと(笑い)。父が結婚するとき、相手の方がどんな人なのかを聞くことはあるかもしれないけれど、清志さんが選ぶ人なら誰でもいいんです。でも、もし美奈子さんと再婚したら、年末は家族と過ごさずに盛岡にいると思いますけど」(熱志)