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 3月31日、タレントの三船美佳が記者会見を行い、離婚裁判中だった歌手・高橋ジョージと29日に協議離婚が成立したことを報告した。

「急展開で驚いたけど、うれしい結果に安堵の思いです」

 離婚裁判がスタートしたのは、“ちょうど1年前”のこと。判決まではまだ1年以上かかるとみられていただけに、3月29日に予想以上の早期決着がついたことに、三船美佳は喜びを隠さない。

「3月31日に行われた三船の会見では、11歳になる娘さんに関することになると涙ぐむ場面はありましたが、記者の質問には、ほとんど笑顔で答えていました。離婚を発表する会見で、こんなに明るい雰囲気だったのは珍しいですよ」(芸能レポーター)

 離婚裁判がスタートしたのは'15年3月だが、三船が24歳年上の高橋ジョージとの離婚を決意したのは、'13年12月のこと。このとき、三船はひとり娘と母親を連れ、逃げるように大阪で別居生活をスタートさせている。

「文字どおり、着の身着のままという感じで自宅を飛び出したんですよ。大阪での最初の家は、家具付きのマンスリーマンションでしたからね。 三船が都内ではなく、娘さんを転校までさせて大阪を選んだのは、高橋が追ってこないようにするため。2度とあの自宅に戻らないよう、まさに不退転の決意だったんです」(在阪テレビ局関係者)

 それだけに、別居から2年半近くかかっての離婚成立は、格別な思いがあっただろう。

「三船側は離婚の訴訟を取り下げ、協議離婚という形にしました。彼女が望んでいた離婚成立はもちろんのこと、親権も獲得できた。高橋側から出された条件に“慰謝料は請求しない”というものがあったそうですが、それでも三船側の完勝という印象ですね」(スポーツ紙記者)

 今回の離婚裁判は子どものことを考慮し、2度目の公判から異例の非公開に。そのため法廷での傍聴や資料の閲覧などはできなかった。

「非公開なので、双方がどんな主張をしたのか知ることはできませんでした。高橋のモラルハラスメント(モラハラ)が、三船側が主張する離婚理由であることが報じられてはいましたが、裁判中にそれを三船側が明言したことはありませんでした」(前出・スポーツ紙記者)

 三船側が法廷にモラハラに関する本を証拠として提出したことは明らかになっている。だが、具体的にどんな“モラハラ”が行われてきたのか、まったく表に出ていない。

「裁判が進めば、今秋には本人同士の証人尋問が行われる予定でした。そうなると、三船側が主張するモラハラの実態が明らかになるおそれがあった。それが、高橋サイドが離婚を認めた大きな一因になったのは間違いないでしょう」(ワイドショー関係者)