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 3月末でKAT-TUNから脱退し、ジャニーズ事務所を退所する田口淳之介。今後の活動予定は発表されていないが、芸能活動を続けるのであればソロで通用するのだろうか? そこで、高須クリニックの高須院長に美容外科ならではの視点で斬ってもらった。

――田口淳之介くんがKAT-TUNから脱退&ジャニーズ事務所を退所します。

「ジャニーズを辞めて、ほかの事務所に行って活躍するのは大変みたいだけど、彼は移籍をするの?」

――まだ詳細は発表されていません。芸能活動を続けると仮定して、田口くんのルックスは美容のプロから見てどうでしょう?

「(写真を見て)この人はワシ鼻だし曲がっているし、この鼻をまっすぐにしてあげたいな。下のアゴが出ていて、鼻に段があるね。まるで整形の教科書に載っている整形前の見本みたいな顔をしているよ。(教科書を取り出して)ほら、同じような顔がたくさん載っているでしょ?」

――本当ですね。

「そして下の歯が出ている。だから直すとしたら、歯を直して、右に曲がっている鼻を真ん中に戻して平らにしてあげる。そして骨切りしてあげると、顔面偏差値は上がると思うよ。でも、それが彼の個性でもあるからね」

――俳優には個性も必要ですもんね。

「映画『帝都対戦』の悪役を演じた嶋田久作も、彼の顔のタイプに近いけど、彼はそれを個性にして売れたわけじゃない? だから俳優活動をしていくなら、見本のように美しい顔よりもこういう個性がある顔のほうがいいと思うよ」

――では、顔は今のままで十分?

「うん。ものすごく個性的でいいと思う。彼の魅力はファンが決めることだしね。僕たち美容外科医は、顔面の偏差値を上げるためにアドバイスをしてあげるだけ。ただ、芸能界は偏差値を上げることが必ずしも良い世界ではないからね」

<プロフィール>

高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。高須院長Twitterアカウント@yes_jinsei