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パスコードを4ケタに戻すことも可能だ

 iOS9からは、パスコードの標準設定が4ケタから6ケタに増え、セキュリティがさらに強化された。4ケタだと1000組だが、6ケタなら10万組の組み合わせが可能となる。コンピュータならいざ知らずだが、人力での解除は、難しくなる。

 一方、それでも、たったの10万パターンしかないことに変わりはなく、悪意を持ってコンピュータでロックを解除しようと思えば、解除できないことはない。パスコードを連続で間違えたときにデータを完全消去するようにしていないかぎり、安全度は五十歩百歩といったところだろう。

 頻繁に利用するパスコードは、もう少し素早く入力できたほうがいいという場合は、オプションで4ケタの数字に戻すことが可能だ。

 設定は、パスコード変更時に「パスコードオプション」をタップして行う。ここで、標準の6ケタ数字から、4ケタ数字に切り替えることができる。使い勝手はよくなるが、リスクは高まることを覚えておこう。

 逆に、複雑な文字列にして、より安全にデータを守ることも可能だ。この変更もパスコードオプションで行う。パスコードが長いとそれだけロック解除が面倒になるが、通常はTouch IDを使えるので問題ないということであれば、この設定にしておいてもいいだろう。ただし、この場合は、パスコードの連続間違いでデータを消去する設定は解除しておくことをオススメする。入力を間違えて、自分でデータを消してしまうおそれもあるからだ。

3.「Siriからデータがダダ漏れ」を防ぐ

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「Touch IDとパスコード」でロック中のSiriをオフにしておこう

 iPhoneをロックしているから安全と思ったら大間違い。便利なパーソナルアシスタントであるSiriが、余計なお世話を働くことがあるからだ。試しに、画面がロックされた状態で、Siriを呼び出し「明日の予定は?」と聞いてみた。すると、カレンダーに入力した予定がバッチリ表示されてしまった。

 原稿の締め切りぐらいなら、そこまでの機密情報ではないため、問題はないかもしれない。しかし、たとえば、守秘義務契約を結んだうえでの打ち合わせだったらどうか。最悪の場合、その事実を知られただけで、契約違反になってしまうおそれもある。この状態でiPhoneを盗まれるのは、非常に危険だ。しかも、厄介なことに、この機能は標準でオンになっている。まさに、余計なお世話といえるだろう。

 特にiPhoneをビジネスで使っているようなケースでは、ロック画面中のSiriは、設定でオフにしておいたほうがいい。設定は、「設定」の「Touch IDとパスコード」で行える。ここには、「ロック中にアクセスを許可」という項目があり、Siri以外にも「通知の表示」や「メッセージで返信」などがすべてオンになっている。Siriはもちろんだが、それ以外にも必要なものを選び、オフにしておくといい。

 


石野純也(いしの・じゅんや)●ケータイジャーナリスト。大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手がけている。