■夏の暑気払いに! ユニークな妖怪たちの絵巻を心ゆくまで鑑賞

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江戸後期に制作された『百鬼夜行絵巻』(作者不明)。動物や植物の形をしたかわいらしい妖怪に癒される!?
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 京都市立芸術大学芸術資料館の「妖怪三昧」では『百鬼夜行絵巻』や『付喪神絵詞』など、江戸時代に制作された妖怪たちの絵巻を鑑賞することができる。鬼や天狗などのスタンダードな妖怪から、花木や野菜の妖怪、さらには道具や器に手足が生えた妖怪まで、姿形さまざま。豊かな想像力で生み出された魑魅魍魎の世界に、引き込まれること間違いなし。

【妖怪三昧―異形のものの棲むところ】

○会場:京都府京都市西京区大枝沓掛町13-6 京都市立芸術大学 芸術資料館陳列室

○開催期間:7月2日~ 8月5日 9:00~17:00

■ここが地獄の本場!? 立山で閻魔大王のヒミツに触れる

 立山の地獄谷にちなんで、立山博物館はこの夏、“地獄”づくしに。イベントは2部構成になっており、前半は『閻魔の眼光』、後半は『地獄の閃光』と題して、地獄にまつわる秘密をひも解く。期間限定「地獄カフェ」では地獄をイメージしたオリジナルメニューが登場。

【立山×地獄展】

○会場:富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1 富山県[立山博物館]

○開催期間:第Ⅰ部 7月16日~9月4日、第Ⅱ部 9月17日~11月13日 9:30~17:00(最終入場16:30)

■20年前の恐怖が再び 大人気お化け屋敷「赤ん坊地獄」の続編

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 日本を代表するお化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏が手がける『赤ん坊地獄』が東京ドームシティ アトラクションズに。赤ちゃんの人形を抱いて進み、さまざまな仕掛けから赤ちゃんを守るミッション型お化け屋敷で、20年前に行われたものの続編だとか。

【赤ん坊地獄】

○会場:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティアトラクションズ

○開催期間:7月15日~9月25日 絶叫篇10:00~16:00/超・絶叫篇17:00~22:00

■スリル満点 ゾンビたちが徘徊する恐怖のミュージアム

 ここはゾンビへの対処法を一般の人に習得させるための場所であり、同時に科学者たちのゾンビ研究施設。世界中のゾンビについての資料や、生け捕りにしたゾンビたちを展示。奥の研究室には、見た人を一瞬で恐怖に陥れるゾンビたちが。迫る来るゾンビたちを振り切り、無事に逃げることはできるのか……。

【~恐怖のウォークスルー型アトラクション~ ゾンビミュージアム】

○会場:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店北館14Fイベントホール

○開催期間:7月29日~8月22日 10:00~20:30(最終入場20時)