一方、寬仁さまがお悩みだった信子さまの「言動」について、別の関係者が証言する。この4月、イギリス大使館でエリザベス女王の90歳の誕生日を記念するパーティーが開かれたときのことだという。

「森喜朗元首相が乾杯の音頭をとることになっていましたが、直前に信子さまがされることになったのです。

 当日の報道が流れるとしたら、乾杯の部分だと考えたうえでの信子さまの“戦略的”なお考えだったと思います。

 そのような信子さまの性格に、寬仁さまは不満をお持ちだったようです。

 信子さまは、“自己顕示欲が強い”などと報じられたこともありますが、決して否定できることではありません」

 金銭トラブルも生じているようで、両者の関係は修復不可能なようにも思えるが、赤坂東邸に出入りする関係者は“和解”の希望を捨てていないという。

「実は邸内には、寬仁さまと信子さま、彬子さま、瑶子さまの4人で仲よく写っている昔の写真が何十枚と飾られているスペースがあるのです。

 女王おふたりがお母さまを心底嫌っていたら、そのような写真はお飾りにならないと思います。それを拝見したとき、いつかは時間が解決してくれるのではないかと感じました。三笠宮さまも同じお気持ちだったと思います」

 すでに寬仁さまが眠る東京・文京区の豊島岡墓地に三笠宮さまも埋葬されるが、母娘3人でおふたりの墓地にお参りする日は来るのだろうか。