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ー 悠仁さまは初めて出席「歌会始の儀」
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ー 悠仁さまが初出席の「歌会始の儀」

《ブラジルと日本で会つた子どもらの明るい未来幸せ願ふ》

 新年恒例の皇室行事「歌会始の儀」が1月14日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。

悠仁さまは初めて出席「歌会始の儀」

赤坂御用地の庭で虫捕り網を振り回し、トンボを捕まえる当時8歳の悠仁さま(2015年8月)写真/宮内庁提供
赤坂御用地の庭で虫捕り網を振り回し、トンボを捕まえる当時8歳の悠仁さま(2015年8月)写真/宮内庁提供

 今年のお題は「明」で、天皇、皇后両陛下や愛子さま、それに秋篠宮ご夫妻と次女、佳子さまら皇族方をはじめ、一般応募の1万4600首から入選した10人の歌などがそれぞれ伝統的な発声と節回しで披露された。昨年、成年式を終えた秋篠宮家の長男、悠仁さまが今回初めて出席し、注目された。

 落ち着いた赤色のローブ・モンタントとヘッドドレス姿で出席した、佳子さまの冒頭の歌も紹介されている。宮内庁などの説明によると佳子さまが、ブラジルと日本で出会った子どもたちの明るい未来を願って詠んだものだという。

 この連載ですでに紹介しているとおり、昨年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年および「日本ブラジル友好交流年」にあたり、佳子さまは、6月4日から17日までの日程で同国を公式訪問している。

 また昨年12月、佳子さまは「神戸市立海外移住と文化の交流センター」を訪問し、このセンターに拠点を置く「関西ブラジル人コミュニティCBK」の、ブラジルなどにルーツがある子どもたちと会った。こうした子どもたちの明るい未来と幸せを、佳子さまは強く願っている。

《待ちわびし木々の色づき赤も黄も小春日和の風にゆらるる》

 これは2024年1月、「歌会始の儀」で披露された佳子さまの歌だ。宮内庁の説明によると、佳子さまは毎年、今年はいつ紅葉を見られるのだろうかと、楽しみに待っているという。

 12月初旬、小春日和の日に赤や黄色に色づいた木々を見た佳子さま。青い空の下で、色鮮やかな葉が風に揺られてますます美しく見えた様子を詠んだという。

《キャンバスに夢中になりて描きゐしかの日のことはなほあざやかに》

 翌'25年1月の「歌会始の儀」では、佳子さまのこの歌が紹介されている。宮内庁の説明によると、佳子さまは幼少のころから絵を描いたり、工作や手芸でさまざまなものを作ることが好きだった。

 今ではそうした時間が限られているが、以前に描いた絵を見ると、よく絵を描いていた当時のことを鮮やかに思い出すらしい。時間を忘れて絵を描いていたころを懐かしみながら、この歌を詠んだという。

 話はさかのぼるが、佳子さまは'14年12月29日に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となった。翌'15年1月、「歌会始の儀」に初めて出席したときのお題は「本」。佳子さまは、次のような歌を詠んだ。

《弟に本読み聞かせゐたる夜は旅する母を思ひてねむる》

 姉の小室眞子さんは当時、外国留学中で、両親が国内や外国を訪問して留守の間、弟の悠仁さまと佳子さまは一緒に過ごしていた。夜、就寝する前、佳子さまは弟の悠仁さまに本の読み聞かせをしながら、仕事で東京を離れて遠方にいる母親の紀子さまのことを思うという、温かい情景を詠んだものらしい。