有村さんは笑顔が少ないよ~

――では、そんな2人の相違点はどこでしょう?

高須「2人ともいわゆる男受けのいい“たぬき顔”でモテそうですが、違いは土屋さんの鼻が大きいところ。ギリシャ彫刻顔ですね。そして土屋さんと比較するなら、有村さんはエラとあごが丸く大きめで丸顔。そしてちょっと受け口気味だね」

――実際に有村さんは、輪郭を出すヘアスタイルやアップヘアにすることが少なく、顔のラインを隠したいのでは? と言われています。

高須「確かに丸顔でエラが張ってる。それを隠したいから髪型をあまり変えないんじゃないのかな? でも人は動くし、カバーすることに気を使うより、好きな髪型をしたほうが生き生きして見えるので印象はよくなる気がします。あと、有村さんに言いたいのは笑顔!」

――笑顔ですか!

高須「そう、公開されている写真にも笑顔が少ないよ~。思い切り笑顔のショットが少ないけど、笑うと顔がより大きく見えるのが気になっているのかもね。対して土屋さんは思い切り笑顔が多い。笑顔は顔の筋トレにもなるし、美人の印象作りはパーツの前に笑顔です! 有村さんにはコンプレックスなんか気にせずに、もっと笑おうって言いたいね。口元の自信は美人につながるよ」

――なるほど! 気持ちから美人は作られるんですね。

高須「そうです。でも2人とも老けにくい顔のつくりなので、どちらも息の長い美人だと思いますね。ただ、25歳を過ぎると女性は痩せていることが劣化につながるので、体形はそのままをキープした方がいいでしょう! 2人とも目や鼻がどうこうより、たるみやすそうなので、ある程度は脂肪をキープして内側から萎まないようにすること」

――では、現時点での美的ヒロインはズバリどちらでしょうか?

高須「この勝負は顔のつくりでいうと五分五分なんだけど、自信あふれる大きな笑顔の土屋さんが、印象点加算で勝ちかな! でも有村さんが紅白の司会で自信をつけて、超スマイルをモノにしたら、土屋さんの王座は危ないよ~!」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。最新刊は『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)。高須クリニックオフィシャル人生相談 Twitterアカウント→@yes_jinsei