ドラマ『ALIFE』では渋谷駅の巨大広告など番組宣伝にも力が入る

「SMAPを連れて出ていきなさい」とSMAP元マネージャーのIさんを叱責、解散騒動の“引き金”となった“女帝”メリー喜多川副社長は現在、ことの成り行きを静観し続けているという。

“裏切り者”とされたキムタク同様、予想以上の世間からのバッシングに耐えている、と見る向きもありますが、静寂が逆に不気味ですね。ただ業界内での影響力が落ちてきているとも言われており、このまま娘のJ副社長に引き継がれることもありえます」(スポーツ紙記者)

 そのJ副社長が、担当する嵐とともに“J派”の重要案件としているのが、4人のメンバーを尻目にジャニーズ残留を決めた木村拓哉だ。が、解散騒動ですっかりイメージダウンしてしまった“キムタク”ブランド。人気が失墜してしまったようにも見える。

“視聴率15%以下は許されない。目標は20%、悪くても18%”が局内の目論見でしたがふたを開けてみれば14%台。これだけ注目が集まり、莫大な制作費がつぎ込まれているだけにシャレにならない。まあ、いちばんショックを受けたのはキムタク本人でしょうが……」(テレビ誌記者)

 1月15日にスタートしたTBS系ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』が早くも大ピンチだ。共演者に主演級を集め、情報番組だけでなくバラエティーにも総出で番宣出演。

 またリアルな手術シーンを撮るために、スタジオに高額な医療機器をレンタルしてそろえた。大ヒットしかありえない状況にもかかわらず、木村の主演ドラマ史上で最低の幕開けとなってしまった。

1話ごとの見積もりを出した際に2話分が1億円を超えてしまったことに、編成は“さすがにやりすぎだ。山崎豊子の大作じゃあるまいし”と顔をしかめていたそう。同じ『日曜劇場』の『半沢直樹』クラスに化けないと元が取れない。今後の視聴率次第では台本に“メス”が入りそう」(テレビ局スタッフ)

 ドラマ終了後の4月29日には主演映画『無限の住人』の公開を控えている木村だが、ソロの道は先細りしていく可能性も否定できない。